長編ラブコメ小説のプロットを考えています。主人公は新入生(学校は中高一貫校にし、主人公以外は中学から上がってきていることにします)、そこで出会ったヒロインに誘われて生物部に入部します。 しかし生物部は去年卒業した先輩のミスで生き物も設備も全滅(この先輩は出ません。設定としてあるだけです)している状態です。 活動できないので実績がなく、実績がないので学校から予算が降りず、金がないので設備を用意できず、設備がないので活動できない状態にあります。 そこでヒロインが「人間だって生き物のはず」と主張し、主人公とヒロインでお互いを観察したり飼育したりしてレポートを作り、無理矢理にでも実績を作ることを決意します。主人公はそれに巻き込まれ、部活動という体で美少女に餌付けしたりスケッチしたり世話をしたりされたりするコメディです。フィールドワークと称して学校内を暴れまわったり、生徒会を巻き込んだりもします。
生物部で主人公とヒロインが戯れるパートをメインにしつつ、裏でそれを報告されて変態プレイにしか見えず頭を抱える生徒会を出して各章のオチにするつもりです。
今考えている案では、活動のレポートだけでは信用してもらえず、生徒会の前で何かしらの発表をすることになります。ですが当日に主人公とヒロインの間で何かしらの感情的トラブルが発生し、ヒロインが逃げ出します。それを主人公が今までの観察をもとに見つけ出し、仲直りをします。→それを盗撮していたもう一人の部員(ボケ要因のサブヒロインです)が発表の場でリアルタイム上映(主人公がヒロインを探す間の時間稼ぎを頼まれた)し、「人間の生態のデータを集めた結果」としてゴリ押しで認めさせます。
ラブコメ方面のヒロインとの関係発展が上手く思いつかない主要素です。
ボケとツッコミ多めのハイテンションな作風、主人公はツッコミ側に立ちつつ自分もある程度はっちゃけるタイプにしたいです。
ヒロインのキャラは考えるより体が動くタイプの元気っ子にしたいと思っています。「人間を観察すればいいじゃん!」と思い付きで主人公に近づいて、いざ餌付けとかすると距離の近さにドキドキするような感じで。生物が好きというより「人が少ない部活の部長になって部費を好き勝手したい」という野望を持っているキャラです。生物部に入ったのは最上級生しかいないのですぐ部長になれるからですが、その先輩たちが卒業するまでの一年間は真面目にやっていたため、口では部費への欲望がメインなものの生物部自体にも好きになっているキャラです。
他のキャラとしては
・もう一人の部員:あらゆる部活に名前を貸し「歴戦の幽霊部員」として知られている美少女。クールな雰囲気を出しつつ真顔でふざけるタイプで、基本的に各部活のパーティーや受賞の場などにだけちゃっかり顔を出す性格ですが、主人公とヒロインの変態プレイを気に入って生物部に常駐を決めます。最後のリアルタイム上映で必要です。
・生徒会:高飛車お嬢様系の生徒会長、主人公の友人で生徒会長の執事を務める(ただし扱いは雑)副会長、改造和服におかっぱ関西弁で強キャラ感を漂わせるがツッコミに奔走させられる庶務(お嬢様生徒会長にはいつも「庶民」と間違えられる)の三人をメインに生物部とは別軸でコメディを回します。一巻の壁ではありますが敵ではなくそれなりに仲良しです。
生物部での活動パートでは以下のようなノリを考えています。
・お互いに弁当を餌やり
・お互いを観察、研究(触りまくったりデッサンしたり)
・校内をフィールドワーク(自由に遊び回る)
・標本(巨大発泡スチロールに昆虫針で動けなくする→乾かすために外に放置)
・生き物の気持ちを知る(四つん這いで散歩したり、檻に入れられたり、罠にかかってみたり)
・ビオトープつくり(ビニールプールにヒロインを浸けたり部室に好きなもの持ち込んだり)
このうちフィールドワークはサブヒロインとの出会いのポイントでもあります。
校内を回るうちに様々な他の部活生に遭遇しますが、どの部活にもサブヒロインが同行していて(時期を四月にして、どの部活も新入部員歓迎からのお祝いムード→サブヒロインがおこぼれにあずかろうと色んな部活に出入り中)主人公が何度も目撃する→
主人公「あの人何の部活に入ってんの?」
ヒロイン「彼女はあらゆる部活に名を連ねる歴戦の幽霊部員!」
主人公「あんま嬉しくない称号だな......」
からの部室に戻ったらサブヒロインがいる、的な具合で。
盗撮上映については、最後には主人公とヒロインも到着して改めてアピールする形にはなります。ヒロインとのトラブルと発表会を繋げるための手段です。
ヒロインとの関係性については序盤に人間を使う案を提案し、主人公→ヒロインの印象がうさん臭い女になりますが、観察のやり方がしっかりしていることや楽しそうにやっていることから「なんだ部活自体も好きなんじゃないか」と思わせてヒロインのふざけた作戦に付き合う流れを考えています。これを一章に盛り込んで、2章はサブヒロインを獲得しつつ二人から三人になったことに少し揺れるヒロインを書いてもいいかと思っています。
冒頭は主人公が学校内を散策→生徒会室の前で会長とヒロインが言い争いをしている→ヒロインに巻き込まれそうになる→主人公が逃げる→道も分からず逃げ込んだ先がたまたま部室→追いかけてヒロインが入ってくる、というのはどうでしょうか。ヒロインだけでなく生徒会長も追いかけてくる→追い詰められたヒロインが主人公に説明ないまま生物部の観察対象扱いして餌付けを始める→主人公がどれだけ疑問を呈してもガン無視して強引に観察、という流れで序盤から観察プレイを投入できます。
教室パートも短く加えて副会長キャラを登場して主人公に絡ませておきたいです。この副会長は主人公と小学校か中学校が同じだった友達ということにして長い説明を省きます(ただし、副会長が使えている生徒会長とはあまり縁がないです)。それとサブヒロインも一瞬だけ見せておきたいです。副会長・主人公・サブヒロインを同じクラスにして、中盤~クライマックスの前くらいに部活関係ないコメディシーン(+クラスでサブヒロインと仲良くしているのを知ってちょっと膨れる)を盛ると奥行きが増すかと思います。教室シーンも生物部に対する周りに評判や印象をほのめかすのに使えます。
その後は、ヒロインが教室に乗り込んでくる方が好みです。虫取り網などで主人公を捕まえて捕獲! 部活に連れてくよ! くらいの勢いで。もちろんその勢いに主人公は驚きますし言い合いもありますが、ツッコむのは捕まえられたことに関してで、部活に関しては行きたくないとは言わず、逆にヒロインをきょとんとさせます。そこから部室に向かう感じです。
ラストはコメディと真面目の波が重要だと思います。
ヒロインと主人公の和解するシーンは真面目に書きます。シーンが切り替わった瞬間、プロジェクターを操るサブヒロインと主人公たちのイチャイチャを見せられる生徒会のパートに入ります。
庶務は「盗撮やないかい!」とドン引き、生徒会長は映画感覚で見て号泣、副会長は笑いを堪えています。
サブヒロインはこれを人間観察の成果と強引にアピールします。
そしてさらに主人公たちが甘いやりとりをしていると、
サブヒロイン「交尾が始まる......」(震えながら)
庶務「嘘やろ?」
サブヒロイン「無修正の交尾が始まる......!」
庶務「嘘やろ!?」
くらいの軽いノリでいいです。
主人公たちが到着したら、無断で放送されていたことにツッコみます。
しかし感動から復帰した生徒会長が「いいものを見ました」としつつ、改めて二人に発表を求めます。
ここで少し真面目に戻って、主人公は「観察結果」と称しヒロインの部活にかける気持ちと、自分もヒロインと一緒に活動したい気持ちをまとめます。
生徒会長は「非常に譲りに譲った上で」「ほぼ迷惑行為ですが活動が確認されましたので」と前置きして部費を出すことに決め、主人公たちは大喜びします。
主人公:瀬名 左京(せな さきょう)
ヒロイン:日向 実里(ひゅうが みのり)
サブヒロイン:冬月 三香(ふゆつき みか)
会長:長宝院 龍華(ちょうほういん りゅうか)
副会長:鷹羽 優馬(たかば ゆうま)
庶務:掛替 真鶴(かけがえ まなつ)
更に活動パートのアイデアを追加
・飼育動物のしつけ:トイレの場所を教え合う。なるべく序盤にやることとして「トイレの場所を覚えさせなきゃ!」とペット感覚で
・顕微鏡で観察:髪の毛や爪などを細かく見て健康状態やメンタルを(適当に)分析
・標識再捕獲法:全体数を調べるという名目で学校に放つ。無作為といいつつ庶務を捕まえる。
・魚拓:墨をぶっかけて紙に写し取る。生徒会に提出
・木登り観察: 樹上生活の再現。
・夜の学校でホタル観察: 懐中電灯を持って夜の校内に忍び込む。暗闇での距離の近さを、ラブコメ展開に使う。
後半のクライマックスについて、部室整理の過程で過去の生物部のノートなどを発見し、ちゃんと生き物を相手に活動をしていた頃の記録を見てヒロインが全滅させてしまったことを改めて嚙みしめる、というのはどうでしょうか。左京との対立ではなく「死んでいく生き物たちを助けてあげられなかった自分が、この部活を守り続けていいの? その資格があるの?」という不安です。左京は「起きたものは起きたもの」としつつ、実里自身も無意識だった生物部への愛着を指摘し、やり方はともかく気持ちは間違っていないと説得します。
部室整理や発表準備の過程で古いノート、飼育記録、写真などが出てくる
実里は最初こそふざけているが、読んでいくうちに黙る
記録には、去年までちゃんと世話されていた生き物たちの名前、体調、餌、温度管理などが細かく残っている
実里はそれを見て、「自分はこれを全部終わらせた側だ」と思ってしまう
その晩か翌日、実里が 「やっぱり発表やめる」 「あたし、生物部を名乗っちゃだめだ」 と言い出す
左京が止める
実里は 「人間相手に変なことしてただけで、こんなの生物部じゃない」 「ちゃんとやってた先輩たちに失礼だ」 とまで言う
説得の面で言えば、左京は「生物部を潰して、別の部を作ろうか?」と提案する手もあります。実里が部長になるなら部費の目的は達成できるし、左京は入ってもいい、三香も歴戦の幽霊部員だから名前を貸してくれると答えます。実里はそれを聞いて一瞬考え、「それは違う」と思い至ります。実里にはその感覚がなぜなのかすぐには分かりませんが、左京は「生物部を気に入っていたからだろ」と指摘します。そこから本格的な説得です。
三香の名前を出す部分では、ついてくる理由を「歴戦の幽霊部員だから」ということにしたいです。全部活に名前を貸しているから、実里が新しく作れば当然そこにも入部する。ただし、面白いかはわからないから幽霊部員止まりかもしれない、ということです。後半はセリフにはせず、深読み要素として「新しい部活を作っても、今の生物部みたいに盛り上がることはない。実里が楽しめないだろうから」ということを明言せずに滲ませます。
先輩のミスとの整合性では「自分が殺した」ではなく「助けてあげられなかった」という方を重視する形で進めたいです。
主人公のキャラと背景が弱くて悩んでいます。単に振り回されるツッコミ役にはしたくないです。
できれば左京側にも何かしらの欲望があるといいかと思います。高校入学を気に何かを目指したり野望を持ちますが、実里と出会った結果生物部に引き込まれてしまってできない、あるいは別の形で成立してしまう、というような。
本作は、主人公・瀬名左京が、ひょんなことから美少女・日向実里が部長を務める、廃部寸前の「生物部」に巻き込まれるドタバタラブコメディです。活動資金ゼロ、設備ゼロという絶望的な状況の中、実里は「人間だって生き物のはず」という奇抜な発想で、左京をお互いの観察・研究対象に据え、レポート作成による実績作りを目指します。生徒会を巻き込みながら繰り広げられる、二人の「人間観察」と、それに伴う予測不能な騒動、そして芽生える淡い恋心をコミカルに描きます。
第1章:ようこそ、人間観察部へ!
第2章:部長の葛藤と幽霊部員の活躍
クライマックス:発表会と恋の観測
高校入学を機に「何かを成し遂げたい」という漠然とした目標を持っていた左京。実里と出会い、生物部での「人間観察」に巻き込まれる中で、当初は戸惑いながらも、徐々に実里を支えたい、そして自分自身もこの部活で何かを成し遂げたいという新たな目標を見出していく。それは、単なるツッコミ役ではなく、実里と共に「生物部」という場所を守り、発展させていくことへの情熱へと変わっていく。
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